今まで一緒にいたパートナーに「別居したい」と告げられた場合、どのような行動を取りますか?
突然の発言に「前までは仲良くしていたのに急にどうして?」「急に別居したいと言われてもどうすればいいの?」とお悩みの方もいるでしょう。
そこで、本記事では別居したいと言われた時にやれることすべてを解説します。
最後まで後悔しないためにも、ぜひ本記事を参考に対処法を探してみてください。
パートナーが「別居したい」理由は?
突然「別居したい」と告げられた方は、まず最初になぜ別居したいのか理由を知りたいと感じる方が多いでしょう。そこで、具体的になぜ「別居したい」と言われたか理由を考えましょう。
「別居したい」と告げられた原因として以下の理由が挙げられます。
- 離婚したいと考えている
- DVやモラハラで悩んでいる
- ストレスが蓄積している
ここからは、それぞれの理由を詳しく解説します。
別居したい理由①離婚したいと考えている
「別居したい」といった理由として、離婚したいと考えており、その前段階として別居を切り出した可能性が考えられます。
子どもがいるご家庭であれば急な離婚は難しいため、離婚するまでの間は別居という手段を選ぶ方もいます。
また、離婚したい理由は人により異なりますが、中には不倫している場合もあるでしょう。
最近、残業や休日出勤が増えた、またはスマホを肌見放さず持ち運んでいるなど隠すような行動がある場合、不倫の可能性が高いです。
別居したい理由②DVやモラハラで悩んでいる
パートナーからDVやモラハラを受けている場合、日々の生活に耐えられず別居を切り出した可能性が高いです。
暴力や精神的苦痛を受けている場合、一緒に暮らすことで自身の健康が削がれていき精神的な病気を患う可能性もあります。
また、夫婦間で強い上下関係が生まれてしまうと、パートナーにとって今後一緒に暮らすことが苦痛になります。
別居したいと告げられたい際は、まずはご自身の今までの行動を冷静に振り返ってみましょう。
別居したい理由③ストレスが蓄積している
これまでのストレスが蓄積しており、耐えられないと感じた場合に「別居したい」と告げられた可能性が考えられます。
ストレスの原因は何度注意しても聞いてくれない、自分の自由が奪われている、何事も協力的でないなどが挙げられます。小さい理由でも、長年同じ経験をしていると徐々にストレスは大きくなり、次第に爆発します。
別居したいと告げられた場合、ご自身に理由がある可能性も高いことを理解しておきましょう。
別居したいと言われたときの対処法
「別居したい」と言われた場合、最初に何をすべきかわからない方もいるでしょう。
ここからは、別居したいと言われた際の対処法について詳しく解説します。
対処法①応じない
「別居したい」と告げられても、応じないようにしましょう。
別居に応じた場合、一般的に「離婚しても問題ない」と判断され、婚姻関係は破綻していると認定されます。
もし、不倫が原因で「別居したい」と告げられた場合は、慰謝料請求で不利になるため別居に応じてはいけません。
対処法②パートナーの言い分を聞く
気持ちが落ち着いた後にパートナーの言い分をしっかり聞きましょう。
別居したいと言うパートナーの本音を知るためにも、冷静さを保ちながら聞き役に徹しましょう。パートナーの話を遮って反論や言い訳をしてしまうと、冷静に話ができなくなります。
また、パートナーが感情的になった際は、共感することが大切です。パートナーの気持ちに寄り添いながら、しっかりと意見を受け止めましょう。
対処法③不倫を疑う言動を避ける
不倫により「別居したい」と切り出された場合は、不倫を疑うような言動は避けましょう。
不倫を疑っている言動が相手にバレてしまうと、証拠隠滅されてしまう可能性が高いです。
不倫の可能性が少しでもある場合は、事前に証拠を集めておき、別居を切り出されても不倫の話題を出さないことが大切です。
別居したいと言われた原因が不倫の場合どうすればいい?
相手に別居したいという理由に納得できない、またはあいまいな理由だった場合は不倫を疑ってもいいでしょう。「性格が合わない」「愛がなくなった」などが、あいまいな理由に挙げられます。
しかし、実際に不倫が原因の可能性が高い場合、どのように対応すればいいのでしょう?
ここからは、別居したい理由が不倫の場合の対応について解説します。
不倫の証拠を集める
まずは、相手の不倫の証拠を集めましょう。不倫の証拠は、配偶者や不倫相手に慰謝料を請求する際にも必要です。
離婚するかしないかにより慰謝料の相場は変動しますが、不倫の証拠から不倫相手に示談書を提示し接触禁止などの取り決めにも役立ちます。
また、離婚したくない場合であれば、裁判の際に相手側に離婚原因があることを証明すると離婚を回避できる可能性も高いです。
少しでも不倫を疑うような言動がある場合は、相手に気づかれないように証拠集めをしましょう。
別居はしない
正当な理由がない同居を拒否することは、「悪意の遺棄(民法第770条1項2号)」に値し、法定離婚事由となります。
一方、夫婦関係を見直す別居になると正当な理由と判断され、法律上問題ありません。しかし、別居期間が長期に及ぶと、婚姻関係の破綻が認定されてしまいます。
そのため、どうしても離婚したくないという方は、別居しないほうがいいでしょう。
別居後に不倫が発覚すると不利になる?
別居をしてしまうと、婚姻関係の破綻が認定されてしまいます。そのため、別居後に不倫が発覚した場合、慰謝料を請求できなくなる可能性が高いです。
たとえ別居期間が短期間であっても、離婚準備のための別居と認めた場合も同様で慰謝料を請求できません。
不倫による慰謝料を請求するためには、結婚生活が破綻していないという証拠が必要です。結婚生活が破綻していないことを認めてもらうためにも、夫婦関係をやり直すための別居であることに互いが同意した上で合意書に署名すると大きな証拠となります。
不倫が原因の別居の場合は、別居してしまうと損してしまう可能性が高いため、事前準備を必ず行いましょう。
相手の不倫が原因で別居したいと言われたら探偵に相談しよう
相手に別居したいと言われ、相手に不倫の可能性がある場合は探偵に相談しましょう。
自分で証拠集めをしようとパートナーのスマホを勝手に覗いたり、後をつけると、相手に気づかれてしまい、証拠隠滅されてしまったり、プライバシーの侵害につながったりと、ご自身が不利になる可能性が高いです。
相手の不倫をバレずに証拠集めするためには、ノウハウがある探偵に依頼すると相談しやすく、証拠集めもスムーズになります。
無料で優秀な探偵を探す方法
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別居後に離婚する場合
別居後に夫婦間で話し合い決定する離婚を「協議離婚」といいます。
協議離婚をする際は以下の手順で離婚を進めます。
- 相手に離婚を切り出す
- 離婚条件を話し合う
- 離婚協議書を作成する
- 役所に離婚届を提出する
しかし、相手が離婚に応じない場合は離婚が成立せず、さらに暴力的であっても離婚について話し合いを行わければいけません。
協議離婚は簡単ではなく、取り決めるべき事柄が多いです。しかし、離婚後のトラブルを減らすためにも大切な工程のため、必ず離婚の際は話し合いをしましょう。
協議離婚を切り出す前に持ち家の価値を確認する
協議離婚を切り出す前に、持ち家がどれほどの価値があるか確認しておきましょう。
現在の持ち家の価値を理解すると、資産整理や慰謝料・養育費の話し合いも公平に進められます。
持ち家を売却する場合は、売った金額を知るだけで、住宅ローンを完済できるかどうかを確認できます。売値を知るだけで売却するかどうかの判断もしやすくなります。
また、どちらかが住み続ける場合、家の価値を事前に確認しておくと財産分与でもスムーズに話が進むでしょう。
持ち家の価値が分からず離婚してしまうと、「家をどうするかが決まっていなくて離婚できない」「財産分与の際に、大損してしまう可能性が高い」というようなトラブルが発生します。
離婚時にトラブルを避けるためにも、現在の持ち家の価値を確認しましょう。
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